RAV4 PHEVに試乗して分かったこと|48万kmエスティマHVユーザーが感じた違い

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2026年5月30日、RAV4 PHEVに試乗してきました。

試乗したのは、RAV4 PHEVのGR SPORTです。

私は現在、2009年初年度登録のエスティマハイブリッドに乗っています。
2013年1月に中古で購入してから13年以上乗り続けており、走行距離は48万kmを超えています。

そのため、今回の試乗で確認したかったのは、単なる新型車としての良し悪しではありません。

48万km超のエスティマHVに乗っている自分が、RAV4 PHEVに乗るとどう感じるのか。

そして、RAV4 PHEVを通勤車にしないという判断が、実際に乗ってみて変わるのか。

今回は、一般的な試乗レビューではなく、長距離通勤でエスティマHVを使い続けてきた目線で、RAV4 PHEVに試乗して感じたことを整理します。

試乗したRAV4 PHEV GR SPORT。48万km超のエスティマHVユーザー目線で、実際の乗り味を確認しました。

RAV4 PHEVを選ぼうと思った理由については、以前の記事でも整理しています。

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目次

RAV4 PHEV GR SPORTに試乗してきました

今回試乗したのは、RAV4 PHEVのGR SPORTです。

11時頃に店舗へ訪問し、まずは試乗車の外観を見たり、運転席に座ったりしながら、営業担当者の方から装備や充電まわりの説明を受けました。

その後、20km程度の試乗をさせてもらいました。

試乗コースはいくつか提案があり、かなり自由度高く選べる印象でした。

今回は、混み合う市街地から自動車専用道路へ抜けるコースを選びました。

低速域だけでなく、ある程度速度が出る場面も確認できたので、短時間ながらRAV4 PHEVの特徴を感じやすい試乗だったと思います。

試乗前に印象に残ったのは、充電ポートが左右に分かれていることです。

運転席側が普通充電ポート、助手席側が急速充電ポートという説明を受けました。

自宅での充電環境も検討しているので、実車で充電口の位置を確認できたのは参考になりました。

カタログや写真だけでは、自宅の駐車位置や充電ケーブルの取り回しまで具体的にイメージしにくい部分があります。

実車を見て、充電口の位置や車体との距離感を確認できたのは、納車前の確認として大きかったです。

RAV4 PHEVの普通充電ポート。自宅充電環境を考えるうえで、実車確認は参考になりました。

乗ってすぐ感じたのは、EV走行の割合の高さ

試乗中はハイブリッド走行モードを選んでいました。

ただ、実際にはほとんどEV走行で、エンジン走行になった場面はかなり少なかった印象です。

この点は、エスティマハイブリッドとの大きな違いでした。

エスティマHVもハイブリッド車ですが、年式も古く、EV走行できる場面は限られます。

発進時や低速時にモーター走行する場面はありますが、速度が上がればエンジンの存在を感じることが多いです。

一方でRAV4 PHEVは、かなり高い速度域までEVだけで加速していく感覚がありました。

ハイブリッド走行モードを選んでいても、体感としてはEV走行の時間がかなり長く感じました。

「PHEVはこういう車なのか」と、試乗して一番分かりやすく感じた部分です。

48万km超のエスティマHVに乗っている自分からすると、同じトヨタのハイブリッド系車両でも、世代差とPHEVの違いはかなり大きいと感じました。

RAV4 PHEV GR SPORTのメーター表示。試乗中はハイブリッド走行モードでもEV走行の割合が高く、PHEVらしさを強く感じました。

加速は、車重を感じさせない力強さがあった

RAV4 PHEVは車両重量のある車ですが、加速時に重さを強く感じることはありませんでした。

むしろ、モーターの力でスッと前に出る感覚があり、かなり余裕を感じました。

エスティマHVも、毎日の通勤や高速道路の合流で大きな不満があるわけではありません。

ただ、RAV4 PHEVとは加速の質が違います。

エスティマHVは、必要十分に走ってくれる実用車という感覚です。

一方でRAV4 PHEVは、余裕を残して走れる車という印象でした。

自動車専用道路へ合流するような場面では、この加速の余裕は安心感につながると思います。

特に長距離移動や旅行では、こうした余裕が疲労感の少なさにもつながりそうです。

毎日の通勤だけで使うには少しもったいないと感じる一方で、休日や長距離移動ではかなり頼もしい車になりそうだと感じました。

静粛性は高いが、ロードノイズは気になった

市街地での静粛性は高く感じました。

EV走行の割合が高いこともあり、発進時や低速走行時はかなり静かです。

エスティマHVもハイブリッド車なので、発進時の静かさはあります。

ただ、RAV4 PHEVはエンジンの存在感がかなり薄く、より電動車らしい静かさがありました。

一方で、高速走行時やトンネルに入ったときは、ロードノイズが思ったより大きく感じました。

ここは少し意外でした。

PHEVということで、全体的にかなり静かな車というイメージを持っていました。

しかし、速度が上がった場面では、タイヤや路面からの音はそれなりに入ってきます。

もちろん、48万km超のエスティマHVと比べれば、新しさや安心感はあります。

ただ、「どの場面でも圧倒的に静か」とまでは感じませんでした。

このあたりは、カタログや動画では分かりにくく、実際に走ってみないと気づきにくい部分だと思います。

車幅や取り回しの不安は思ったより小さかった

RAV4 PHEVは、エスティマHVとは車の形もサイズ感も違います。

試乗前は、車幅や取り回しに少し不安がありました。

ただ、実際に運転してみると、アイポイントが高く、全方位カメラもあるため、車の大きさの割には不安は小さかったです。

もちろん、狭い道や駐車場では慣れが必要だと思います。

エスティマHVは2013年1月に購入してから13年以上乗っているので、車幅感覚や見切りは体に染みついています。

その感覚と比べると、RAV4 PHEVにはまだ慣れが必要です。

それでも、運転席からの見晴らしやカメラ類のサポートがあることで、「思ったより扱いやすそう」という印象でした。

車体サイズだけを見ると不安を感じますが、実際には装備がその不安をかなり補ってくれる車だと思います。

価格の割に、内装の高級感は強くない

一方で、少し気になった点もあります。

RAV4 PHEV GR SPORTは、価格帯としてはかなり高い車です。

ただ、運転席に座った第一印象としては、価格の割に内装の高級感が強いとは感じませんでした。

もちろん、装備は非常に多彩です。

運転支援、全方位カメラ、PHEVならではの機能、メーター表示など、使いこなせればかなり便利だと思います。

ただ、見た目や質感だけで「高級車に乗っている」という印象を強く受けたわけではありません。

購入から13年以上が経過し、現在のエスティマHVの内装にもくたびれは出ています。

それでも、新車時のエスティマHVの内装の雰囲気は、意外と良かったのかもしれないと感じました。

RAV4 PHEVは、内装の豪華さで満足する車というより、PHEVとしての走りや装備、使い方の幅に価値がある車だと思います。

エスティマHVの広さと積載性は、やはり強い

RAV4 PHEVに試乗して、エスティマHVの良さも再確認しました。

特に大きいのは、セカンドシートの居住性と積載性です。

RAV4 PHEVもSUVとして十分な広さはあります。

ただ、ミニバンであるエスティマHVの広さとは性格が違います。

エスティマHVは、2列目の余裕、荷室の使いやすさ、3列目を収納したときの積載性がかなり優秀です。

長年乗っているので当たり前のように使っていましたが、RAV4 PHEVに乗ることで、エスティマHVのミニバンとしての強さをあらためて感じました。

RAV4 PHEVは新しく、走りも装備も魅力があります。

しかし、室内の広さや荷物を積む余裕では、エスティマHVにはまだ役割が残っていると感じます。

特に家族の移動、荷物を多く積む場面、気を使わず使える実用車としては、エスティマHVの価値はまだ消えていません。

RAV4 PHEV GR SPORTの室内。SUVとして十分な広さはありますが、エスティマHVの2列目や積載性とは性格が違います。

RAV4 PHEVを購入してもエスティマHVをすぐ手放さない理由については、別記事でも整理しています。

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試乗しても、通勤車にしない判断は変わらなかった

今回の試乗で一番確認したかったのは、RAV4 PHEVを通勤車にしないという判断が変わるかどうかでした。

結論としては、変わりませんでした。

RAV4 PHEVはとても良い車でした。

EV走行の割合は高く、加速にも余裕があり、装備も充実しています。

毎日乗れば快適なのは間違いないと思います。

ただ、私の通勤距離は往復約100kmです。

この距離を毎日RAV4 PHEVで走ると、走行距離はあっという間に伸びていきます。

せっかく購入する新しい車を、いきなり通勤だけで酷使することには、やはり抵抗があります。

この点は、試乗前に考えていたことと大きく変わりませんでした。

RAV4 PHEVを通勤車にしなかった理由については、以前の記事でも詳しく整理しています。

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また、試乗当日には購入プランも提示してもらいました。

RAV4 PHEV GR SPORTの車両本体価格は630万円で、メーカーオプションや販売店装着用品、諸費用を含めた現金販売時の支払総額は約680万円でした。

あらためて数字で見ると、RAV4 PHEVはかなり高額な車です。

だからこそ、納車後すぐに毎日の往復100km通勤で距離を伸ばしていく使い方には、やはり抵抗があります。

試乗して走りの良さを感じた一方で、購入金額を考えても、RAV4 PHEVは通勤で消費する車というより、休日や長距離移動で大切に使いたい車だと感じました。

一方で、エスティマHVはすでに48万kmを超えています。

古さや故障リスクはありますが、通勤車として気兼ねなく使える存在でもあります。

多少の汚れや距離の増加を気にせず、毎日の往復100kmを支えてくれる車です。

そのため、エスティマHVが使える間は通勤を支え、RAV4 PHEVは休日や長距離移動、趣味のために使う。

試乗したことで、その役割分担はむしろはっきりしました。

48万kmを超えたエスティマHVを今後どう維持するかについては、修理判断の記事でも整理しています。

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RAV4 PHEVは、生活の中で体験してみたい車

試乗後に、納車への気持ちが大きく変わったわけではありません。

不安が大きく増えたわけでもなく、逆に過剰に期待が膨らんだわけでもありません。

ただ、「全部入り」のようなスペックを、自分の生活の中で早く体験してみたいという気持ちはあります。

PHEVとしてのEV走行。

自宅充電。

長距離移動での余裕。

休日の使い方。

エスティマHVとの2台体制。

これらは、試乗だけでは分かりきれません。

実際に納車され、自分の生活の中で使い始めてから、RAV4 PHEVの本当の価値が見えてくると思います。

コストだけで考えれば、RAV4 PHEVは合理的な選択とは言い切れません。

それでも、人生後半のカーライフを楽しむ車として考えると、今回の試乗でその魅力は十分に感じられました。

エスティマHVが日常の通勤を支え、RAV4 PHEVが休日や長距離移動の楽しみを広げる。

自分には、その役割分担が合っているのだと思います。

まとめ:RAV4 PHEVは良かったが、エスティマHVの役割も残る

RAV4 PHEV GR SPORTに試乗して、PHEVらしいEV走行の割合の高さや、加速の余裕を実感できました。

市街地では静粛性も高く、車の大きさの割に取り回しの不安も小さく感じました。

一方で、高速走行時やトンネル内ではロードノイズも感じましたし、価格の割に内装の高級感が強いとは感じませんでした。

また、エスティマHVと比べると、セカンドシートの居住性や積載性では、やはりミニバンの強さも再確認しました。

試乗当日に提示された購入プランでは、支払総額は約680万円でした。

RAV4 PHEVが魅力的な車であることは間違いありません。

ただ、その金額と毎日の通勤距離を考えると、すぐに通勤車として使う判断にはなりませんでした。

今回の試乗で、RAV4 PHEVを通勤車にしないという判断は変わりませんでした。

RAV4 PHEVは休日・長距離・趣味用途で楽しむ車。

エスティマHVは、使える間は毎日の通勤を支える車。

試乗したことで、自分にとっての2台体制の意味がよりはっきりしたと感じています。

次に読む記事

今回の試乗で整理した判断を、もう少し深く確認したい方は以下の記事も参考にしてください。

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この記事を書いた人

広島県在住。製造業の現場監督として往復100kmを13年間通勤し、2009年式エスティマハイブリッド(AHR20W)で約48万kmを走破。実際にかかった維持費・故障歴・HVバッテリー交換費用をすべて記録してきました。「乗り続けるか売るか」で迷っている方、中古購入を検討している方に向けて、数字と実体験をもとに発信しています。

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