新型RAV4 PHEVは100V充電の設定なし|自宅充電の注意点

ご注意

※この記事は2026年10月25日時点の公式情報と、筆者が販売店に確認した内容、実体験を基にしています。車両の仕様や補助制度、受付状況は変更されることがあります。最新情報は、トヨタ・次世代自動車振興センター・自治体の公式サイトと、販売店で確認してください。

新型RAV4 PHEVを自宅で充電するなら、家庭の100Vコンセントでは充電できない前提で準備する必要があります。トヨタ公式では、100V用の電源プラグコードは用意されていません。 トヨタ自動車 RAV4 PHEV公式ページ

私は地方で暮らす製造業勤務の50代です。2026年9月に、新型RAV4 PHEVのZグレードが納車されました。しかし、自宅には200Vコンセントがなく、納車後も自宅で充電できていません。

さらに、発注時には自宅で必要な長さを十分に確認せず、メーカーオプションの15m充電ケーブルを選びました。実際には15mも必要ない距離で、納車後に実物を見て後悔しています。

「週末しか乗らないから、100Vでゆっくり充電できれば十分」と考えている方には、車を発注する前に、自宅の電源とケーブルの長さを一緒に確認してほしいと思います。

目次

先代RAV4 PHVは100Vでも充電できた

2020年6月に発売された先代RAV4 PHVは、付属の充電ケーブルがAC200V・AC100V兼用でした。トヨタの発売時の案内と新型の公式情報・販売店回答を基に、充電方法と工事の要否を比較しました。 トヨタ ニュースリリース

項目先代RAV4 PHV新型RAV4 PHEV
付属ケーブルAC200V・AC100V兼用200V用(100V用コードの設定なし:公式サイト・販売店回答)
100Vでの満充電約27時間(6A)―(設定なし)
200Vでの満充電約5時間30分(16A)―
専用の配線工事200Vは必要/100Vは屋外にアース付きコンセントがある場合は不要200V充電のため必要
先代RAV4 PHVと新型RAV4 PHEVの充電方法の違い

ただし、100Vでも、耐久性の低い抜け止め型コンセントの場合は交換が必要とされていました。屋外にコンセントがあれば、種類を問わずそのまま使えるという案内ではありません。 トヨタ ニュースリリース

先代の情報を見れば、乗る間隔が空く人が100V充電を考えるのは自然だと思います。それでも、その条件を新型にそのまま当てはめることはできません。

新型は100V用コードの設定なし|公式情報と販売店の回答

トヨタ公式サイトのRAV4 PHEVページでは、100V用の電源プラグコードを設定していないことが案内されています。 トヨタ自動車 RAV4 PHEV公式ページ

私も2026年10月、購入した販売店の店長を通じて確認してもらいました。その回答も、100V充電は設定されていないというものでした。

手元の充電ケーブルに付いているのは200V用のプラグです。プラグには「20A 250V」の刻印があります。

付属充電ケーブルの200V用プラグ
付属ケーブルの200V用プラグ。「20A 250V」の刻印があります。

取扱説明書には100V用コードへの交換手順もある

一方、取扱説明書には、100V用の電源プラグコードへ交換する手順が載っています。公式サイトや販売店の回答と記載が食い違っている理由は、確認できていません。説明書の記載だけで使えると判断せず、購入する車の対応について販売店に確認する必要があります。 RAV4 PHEV取扱説明書

また、取扱説明書では、コンセントと電源プラグの間に変換アダプターを挟むことや、延長コードを使うことが禁止されています。私は、記事を書くために無理に100Vで充電を試すことはしません。 RAV4 PHEV取扱説明書

私の失敗|必要のない15m充電ケーブルを選んでしまった

荷室に置いた15m充電ケーブル
荷室に置いた15m充電ケーブル。納車後に実物を見て、必要な長さを確認しておけばよかったと感じました。

充電口の位置は見たのに、自宅まで考えなかった

新型RAV4 PHEVの普通充電口は運転席側、急速充電口は助手席側にあります。私は試乗のときに、普通充電口が運転席側にあることを確認していました。

運転席側の普通充電口
運転席側の普通充電口。電源には接続せず、コネクターを差して位置を確かめただけです。

発注時、販売店から、充電設備がどちら側でも対応できるように15mのケーブルを付けておくとよい、という提案がありました。私は深く考えず、「そうですね」と選びました。

今振り返ると、試乗で確認した充電口の位置と、自宅の駐車位置を結び付けて考えていませんでした。販売店の提案を受けたときに、自分の家ではどれくらいの長さが必要か、確認すればよかったと思っています。

15mケーブルは税抜8,000円のメーカーオプションです。このオプションを選ぶと標準のケーブルの代わりに15mケーブルだけが付属するので、発注時に確認しておきたい点です。

自宅では15mも必要ない距離だった

実際の駐車位置は、200Vコンセントを設置する予定の壁のすぐ横です。充電口から壁の100Vコンセントまでは直線で約2.6mで、200Vコンセントもその近くの同じ壁に付ける予定です。15mのケーブルを這わせると、大部分が余ります。

充電口から壁のコンセントまで直線約2.6m、15mケーブルが大きく余る図

15mという長さ自体が悪いわけではありません。私の反省は、自宅で使う距離を確認しないまま、長い方を選んでしまったことです。充電口の場所を知っていても、実際にどこへ駐車し、どこに電源を設けるかまで考えなければ、ケーブル選びにはつながりませんでした。

自宅には100Vコンセントしかない

現在、自宅の屋外にあるのは100Vの防雨コンセントだけです。200Vコンセントはまだ設置しておらず、長いケーブルがあっても自宅で充電できない状態です。

自宅の屋外にある100Vの防雨コンセント
自宅の屋外にある100Vの防雨コンセント。200Vの充電用コンセントはまだ設置していません。

納車時の自宅充電に関する確認は、納車記にもまとめています(記事末尾にリンクを置いています)。

ナビの充電画面では、EV残量が「0%(— km)」と表示されています。

納車後に一度も充電していないため、EV残量は0%のままです。停車中でも、すぐにエンジンがかかります。

ナビの充電画面でEV残量0%
ナビの充電画面。納車後に充電していないため、EV残量は0%のままです。

発注前に確認したい4つのこと

今回の経験から、ケーブルの長さを選ぶ前に、次の4つを確認しておくとよいと感じました。

1.自宅の駐車位置と、普通充電口の向きを確認する

普段どこに、どの向きで車を止めるかを決め、運転席側の普通充電口がどこに来るかを確認します。

2.200Vコンセントを付ける場所を考える

設置したい壁の位置と、分電盤からの距離を確認し、設置場所について電気工事店・販売店に相談します。

3.駐車位置と設置予定場所の距離を測ってから選ぶ

普通充電口からコンセントの設置予定場所まで、実際にケーブルを通す位置を考えて測ります。その長さを基に、必要なケーブルを選びます。

4.200V工事の費用と補助金の時期を相談する

100V充電はできない前提で、工事費用と利用を検討する補助金の時期を、販売店・電気工事店に相談します。

発注前の自宅充電チェックリスト

私は、車の装備を決める段階で、自宅側の準備も一緒に確認しておくべきでした。電源の場所が決まっていない場合も、まずは候補の位置を伝えて相談すれば、ケーブルの長さを考えやすくなると思います。

自宅充電はいつ整える? 補助金の公募を待つという判断

国の充電設備補助には、令和7年度補正予算で戸建て住宅の充電用コンセント向けの枠があり、予算は約15億円でした。ただし、この枠の受付はすでに終了しています。 次世代自動車振興センター お知らせ

現在受付中の「年度またぎ事業」は、新築マンションや高速道路のSA・PAなど向けで、戸建て住宅向けの枠とは読み取れません。受付中という表示だけで、自宅の工事にも使えるとは判断できません。 次世代自動車振興センター お知らせ

私が住んでいる町にも、充電設備の補助があります。それでも今は、来年度の国の補助金の公募を確認してから、工事する予定です。

ただし、次の戸建て向けの枠が設けられるかどうかは未定です。来年度になれば補助金を受け取れる、と決まっているわけではありません。公募があるか、あれば自宅の工事が対象になるかを確認したうえで進めたいと考えています。

その間、自宅で充電できない状態が続くことも含めての判断です。納車後すぐに自宅で充電したい場合は、私と同じように待つことが合うとは限りません。

これから発注する方は、充電設備をいつから使いたいかも販売店・電気工事店に伝え、工事と補助金の時期を一緒に相談しておくとよいと思います。

まとめ|充電ケーブルは自宅の配置を確認してから選ぶ

先代RAV4 PHVの100V充電の情報を、そのまま新型の購入判断に使わないこと。そして、ケーブルの長さは、自宅の駐車位置と電源の設置場所を確認してから選ぶこと。この2点は、私が発注前に押さえておきたかったことです。

私は普通充電口の位置を確認していたのに、自宅で必要な長さまで考えず、15mケーブルを選んでしまいました。

これから購入する方には、車の装備と一緒に、電源の種類、ケーブルが届く距離、工事の時期まで確認してほしいと思います。

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この記事を書いた人

広島県在住。製造業の現場監督として往復100kmを13年間通勤し、2009年式エスティマハイブリッド(AHR20W)で約48万kmを走破。実際にかかった維持費・故障歴・HVバッテリー交換費用をすべて記録してきました。「乗り続けるか売るか」で迷っている方、中古購入を検討している方に向けて、数字と実体験をもとに発信しています。

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